脊髄損傷者(頸髄損傷者)の年齢帯別受傷者数(1997年度~2007年度)

労災病院における脊髄損傷者(頸髄損傷者)の年齢帯別受傷者数(年度別)(1997年度~2007年度)

受傷年齢を0~15、16~30、31~45、46~60、61~75、76~の6つの年齢帯別に集計した結果です。

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コメントは「我が国の高齢化に伴い、高年齢層の受傷割合が高くなっている」とありますが、2007年度からの全体の数値が少なくなっていますので「高齢化に伴」っているのか道交法の厳罰化や健康保険の入院日数制限によるリハビリ専門病院への転院の困難さの影響なのか考察が必要でしょう。
1990~1992年は脊髄損傷に関する詳細資料:日本せきずい(脊髄)基金に調査した結果があります。
そこには「脊損者の近年の傾向をみると、原因別では交通事故が43.7%、年齢別分布では20歳と59歳に二極化したピークがあり、怪我の部位ではより深刻な頸髄損傷がそのうち75%を占めます。【若年・高齢重度脊損者の増加】」とあります。
また76歳以上の受傷者は5%(559/9737)にのぼっていますので、ここの結果だけで「高年齢層の受傷割合が高くなっている」とは言い切れないでしょう。

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年齢帯別受傷者数(年度別)数値

部門のご紹介 医用工学研究室 5.脊損データベースより
労災病院における脊髄損傷疫学調査 (1997年度~2007年度)
全国にある労災病院と関連施設より寄せられた13年度分(退院年度が1997年度から2009年度までの3633件)の脊髄損傷者データをもとに、受傷時および受傷後の状況・症状について集計したものです。


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