国内最古級の「粘土槨」出土 宝塚・長尾山古墳

まだまだ見つかっていない未盗掘の古墳があちこちに眠ってるんだる。

神戸新聞より
 大阪大考古学研究室と宝塚市教委は12日、猪名川流域最古の前方後円墳の長尾山古墳(同市山手台東1)から、木棺を粘土で包み込んだ埋葬施設で、国内最古級の「粘土槨」が出土したと発表した。築造は4世紀初めとみられ、ほぼ完全な状態で見つかっており、幅や高さでも国内有数の大きさという。

 長尾山古墳は全長39メートル。大和朝廷と密接な政治関係を結んだ有力豪族の墳丘と考えられ、2007年度から調査を進めてきた。本年度に入り、後円部の中心を調査したところ、深さ2メートル以上の墓坑に長さ6・7メートル、幅2・7メートル、高さ1メートルの粘土槨が納められていることが分かった。

 粘土の表面に、木棺が腐食している場合に現れる陥没がほとんどなく、盗掘の痕跡も認められないことから、内部はほぼ完全な形である可能性が高いという。開封する場合は、出土品をその場で樹脂パッキングするなど、保存修理の態勢を整えて臨む必要があるため、内部調査は来年度以降に先送りする。

 同研究室の福永伸哉教授は「当時の有力豪族の粘土槨のあり方を、良好な状態でとらえられる極めて重要な史料だ」と話している。(上杉順子)

(2010/10/12 21:15)

http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0003527950.shtml

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