12/9(日)2012年度障問連総会&シンポジウム

障害者問題を考える兵庫県連絡会議(障問連)主催
12月9日(日)2012年度障問連総会&シンポジウム

「どうなる?? 障害者差別禁止法と人権侵害救済法
~ 国政での動向と地域での取り組み/課題 ~」

シンポジスト
尾上浩二さん(内閣府障害者政策委員会委員/DPI日本会議事務局長)
橋本貴美男さん(部落解放同盟兵庫県連合会書記長)

日時:12月9日(日) 午後1:30~4:30
場所:ラッセホール 5F ハイビスカス

(神戸市中央区中山手通4丁目10-8 元町駅から徒歩8分 三宮駅から徒歩15分)
2012年度総会後シンポジウムチラシ 

 2009年政権交代後、障害者制度改革が様々な困難に直面しながらも推し進められ、2011年「障害者基本法」の改正、そして総合福祉部会の「骨格提言」の内容をほとんど反映せず不十分ながら制定された「障害者総合支援法」、そして障害者差別禁止法の制定に向け、「制度改革推進会議」~「障害者政策委員会」に引き継がれ、今秋、差別禁止部会の意見が取りまとめられました。それを踏まえ全国6か所での内閣府主催のフォーラムの開催、パブリックコメント募集が実施され、そして次期通常国会において障害者差別禁止法案が審議される予定、そのような差し迫った局面を迎えています。
◆政権が変わればどうなる差別禁止法??
 しかし、先日、国会では衆議院の解散、12/16総選挙が決定。政局が流動化し、政権が変われば同法はどうなるの?? 危機的な局面も予想されます。
 私たちは政権がどう変わろうが、障害者制度改革を後退させるわけにはいけません。障害者が共に普通学校に行ったり、地域の中でアパートを借り自立した生活を送ったり、希望する障害者が企業で働いたり、そのような当たり前の権利が現在でも侵害されている中、障害のある人もない人も、差別なく共に生きていく社会の構築のために差別禁止法の制定は必要です。
◆人権侵害救済法とは??
そして、人権擁護に関する法律として、戦前の「全国水平社」から90年の歴史を有する部落解放同盟が長年の悲願として、政府から独立し充分な権限を持ち、差別/人権侵害の被害者が安心して容易に救済を申し立てることができ、迅速に適切な救済措置をとる事ができる人権機関を設置するため、「人権侵害救済法」の制定が求められています。障問連の加盟団体である部落解放同盟兵庫県連合会も尽力され、兵庫県ならびに県下22市19町の議会で同法の早期制定を求める議会決議が行われています。
 1975年に発覚した部落地名総鑑事件は全国の被差別部落の地名を調べ上げ、就職差別や結婚差別に利用され、部落出身者が絶望し自死に追い込まれるなどの事件もありながら、国は差別身元調査や就職差別を禁止する必要性は認めながらも法整備はされていません。近年のネット社会の中でも悪質な書き込みが続発しており、また興信所と行政書士が結託して戸籍謄本の不正取得事件も何ら取り締まられることなく放置されています。自分の知らない所で戸籍謄本が勝手に取得され利用されているのです。
◆反差別共闘の取り組みを!!
 この人権侵害救済法も閣議決定されながら今なお成立していません。何とか民主党政権の期間での制定も強く働きかけられましたが困難な状況です。もし自民党政権になれば、危機的な状況になります。
 政治状況の変動により、障害者差別禁止法も同じような局面を迎えかねません。
 そういった情勢を踏まえ、反差別共闘の視点での取り組みが求められています。格差/貧困化する社会、生活保護問題が一部国会議員の悪質な扇動により大きくマスコミでも取り上げられ、現在、民主党政権下でも生活保護の減額等「仕分け」対象とされるなど、事態はますます悪化していますが、「反貧困」の行動でも、様々な立場の人たちがつながりあって取組まれています。
 障害者差別禁止法と人権侵害救済の内容は異なります。しかし、あらゆる差別を許さず、様々な立場の人々の人権は当たり前に保障され擁護されるべきです。
 国連でも1993年に《パリ原則》→「国内の人権機関の地位に関する原則」が採択され、国内人権機関が最低限クリアーすべき基準が確認されていますが、日本における現状は国際的にも大きく取り残されています。
 違いを確認しつつ学び合い、反差別共闘の観点からの取り組みを今後とも強化していきたいと思います。
今回のシンポジウムでは、それぞれの法の内容と意義、制定に向けた現状、そして国レベルだけでなく、地方/地域で取り組むべき事等、シンポジストである尾上さん、橋本さんから報告して頂き、今後の私たちの課題を明確にすべく、ご参加の方々と意見交換していきたいと思います。
 多くの皆さんのご参加をお願いします。
★同日午前中、10:30~12:30には障問連2012年度第32回総会を同場所で開催しています。併せて是非ご参加ください。
(※加盟団体以外の方はオブザーバーとしての参加になります事を御了承ください)
主催:障害者問題を考える兵庫県連絡会議
問い合わせ:障害者問題を考える兵庫県連絡会議(生活支援研究会 内)

TEL:078-842-3299 FAX:078-842-3354 E-mail:center@co-live.net
当日連絡先:障害者問題を考える兵庫県連絡会議 事務局長 石橋(090-3166-9024)

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