障害者問題連続講座/箕面市 第1回2010.12.10

第1回のテーマは「何故、日本で保護雇用が制度化されてこなかったのか?~EU諸国における所得保障とリンクした取り取組みから学ぶ」

EU諸国では障害者を含めた働き難い人たち(以下「障害者等」とする)の就労問題を労働者の(就労する)権利侵害として労働問題も社会保障の問題として取り組んできたが、
日本では障害者等の就労問題を社会からの「落ちこぼれ」のイレギュラーの問題としてして処理してきた事が原因と分かった。

EU諸国では一般就労できない人の問題を就労する権利が侵害されている問題としてとらえて、就労する権利保障の機会として「保護就労」が提供され、そこで培った支援・介助のノウハウを一般就労に活かす事で障害者等の就労に取り組んできた。
障害者等の働く能力を一般就労の労働者に高めるのが目的ではなく、職場を障害者等が就労するために個別のバリアを取り除く為の相応しい介助や環境整備を行う労働保障としての取り組みである。ノーマライゼーションの視点である。

日本では社会保障を一般就労できない人の問題(=効率優先)としてとらえられているので制度化が困難だ。
労働組合が政党の道具にされて弱体化し、あげく労働者の権利保障でなく個人の利益に執着した御用組合となった日本では障害者等がリーダーシップを発揮するしか期待できない。我々自身の課題としての主体性が問われている。
経済成長しても自殺者の増加やコミュニティーの崩壊が進む社会を見直す時期にきている。

ちなみに「保護雇用」は差別的なので「社会的雇用」か「支援雇用」という言葉を提案する。

以下は箕面市のウェブサイトより抜粋
内容
箕面市が提案した「社会的雇用による自立支援」~国制度化を実現するための道筋を、関連領域から探る

第1回:平成22年12月10日(金曜日)18時30分から20時30分
「何故、日本で保護雇用が制度化されてこなかったのか?~EU諸国における所得保障とリンクした取り取組みから学ぶ」

第2回:平成23年2月4日(金曜日)18時30分から20時30分
「福祉的就労に労働法規の適用を!~障害者権利条約、ILO(国際労働機関)への提訴等をめぐって」

第3回:平成23年3月4日(金曜日)18時30分から20時30分
「障がい者制度の抜本的な変革を!~障がい者総合福祉法(仮称)、差別禁止法、障害者基本法改正への展望」

障害者問題連続講座/箕面市

「働(はたら)く」ことを軸(じく)に障害者(しょうがいしゃ)のノーマライゼーションを目指(めざ)す
財団法人 箕面市障害者事業団

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障害者問題連続講座/箕面市 第1回2010.12.10 への1件のフィードバック

  1.  はじめまして、財団法人箕面市障害者事業団の栗原と申します。
     12月10日開催の連続講座にご参加頂き、ありがとうございます。
     現在、社会的雇用の国制度化を求めて取り組み中です。
     まだまだ、道は険しいですが、頑張って行きたいと思います。
     今後も、ぜひ、講座等にご参加頂ければと思います。
     では、お礼にて失礼します。

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