2006.06.13 兵庫県立総合リハビリテーションセンター自立生活訓練センター面接

丸一日かけて面接した日のエピソードです

09:00 軽のリフトタクシーで不安いっぱいの出発

 兵庫県立総合リハビリテーションセンター(兵庫リハ)自立生活訓練センターには退院後のリハビリの為に6月よりずっと前に申込んでいたが、そこは私より状態の良い障害者が対象らしいと聞いていたのでダメ元でとりあえず申し込もうと星ヶ丘厚生年金病院のケースワーカーと話していた。返事が遅いしやっぱりダメかと話していた矢先の面接の話。入所OKの可能性があっての面接か、とりあえず会ってくれるだけの面接かケースワーカーに感触を訊くと「可能性がなければ面接しないでしょう」との意見だったので面接を受けることにした。今思えば入所の可能性の有無とか見込みとか病院とセンターのケースワーカー同士で意思の疎通をとっていれば分かりそうなものだが、根拠のない楽観視は被介護者にとって不利益をもたらす。「ケースワーカー=ぱしり説(経験的持論)」の事例の1つだろう。

 1週間以上前に介護タクシーの予約を入れるも普通車の空きはなく軽自動車しか予約できなかった。おまけに天気予報は雨が降りだすという。6月からは病院内では自走の車いすに乗車していたが乗車時間は11:30~15:30の4時間程度だった。今回は9:00~17:00の未到の8時間だし片道2時間の道程である。安全策を取ってチルド付きの介助用車いすに乗っていくことにした。
 軽の介護タクシーの後ろに乗って体幹ベルトを締めて助手席に父、後部座席に姉、自家用車で義兄が伴走という態勢で出発した。ルートは国道1号線を守口に向かい中央環状線に移って淀川を渡ってすぐ近畿道に上がる。そのまま吹田ジャンクションから中国縦貫道を西宮北インター方面に向かい阪神高速北神戸線を伊川谷まで走り第二神明の玉津インターで国道175号線に下りる、大阪市内・神戸市街地を避ける迂回ルートである。途中、中国縦貫道の名塩サービスエリアで休憩する。

 予想通り高齢の運転手はあっさりとルートを間違えてもたつく。途中から強い雨が降ってきて宝塚から西宮、神戸と懐かしい風景を堪能する思惑は水に流された。楽しみにしていた明石海峡大橋も雨にかすんでいた。

11:00 午前の面接と初の外食

 こちらは私、父、姉夫婦と当時の伊丹市の担当職員、自立生活訓練センターはケースワーカー主任、看護主任、介護主任と会議室で面接。

 病院での介護、看護の内容と訓練についての希望を聞かれる。アウェイ感は否めないが、どちらかと言えば「介助車いすに乗っている状態で何しに来たん?」という困惑したような不快な表情。

 昼になったので施設の見学とPT・OTの面接は午後からという事になった。兵庫リハの職員食堂で昼食を食べる。介助での食事を病室以外で食べるのは初だったので周りの人の視線が気になった。食事は食べやすいし介助も楽そうなかつ丼を頼んだ。

13:00 無知は時として残酷に人を傷付ける-四肢マヒだけに手も足も出ない

 午後から利用者の食堂、居室と案内されてPT・OT室に入る。PTからちょっとだけ質問を受ける。身体は見ただけで分かるからチェックの必要なしらしい。会議室に戻っての自立生活訓練センターとしての見解を申し渡される。

 「もっと病院でリハビリを続けた方がいいです」
 「○○さん(私)に提供できるサービスがありません」

 んなことは始めから分かってる。病院から追い出しかけられて行き先がなくて困ってここに来た人に対して使う言葉か?この年の年度から社会保険制度が変わった内容を分かっていない。手が使えたらテーブルひっくり返しているところだ。こんなやつらの為に去年まで税金を払っていたと思うと余計にむかつく。入所の可能性が無いなら面接を勧めるな。こっちは介護タクシーのチャーター代だけで数万円使っているというのに。

兵庫県立総合リハビリテーションセンター自立生活訓練センター


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