神戸新聞|2010.03.24 神戸|淡河町ゾーン・バス運行1年 利用者、予想の2倍

都市部に於いてもデイサービス送迎を含めたコミュニティー交通網の充実が必要。
高齢者ドライバーは恐怖でしかない。

神戸新聞より
神戸
淡河町ゾーン・バス運行1年 利用者、予想の2倍 

 神戸市北区淡河町のNPO法人「上野丘さつき家族会」が運行する有料バス「淡河町ゾーン・バス」が、間もなくスタートから1年を迎える。公共の交通機関が充実していない町内で、住民の足を補完しようと始まったが、利用者数は当初予想のほぼ2倍に達した。家の前まで送迎するなど、小回りのきいた利便性が住民の支持を集めている。

 淡河町ゾーン・バスは、交通過疎地で自治体などが有償でバスなどを走らせる過疎地有償運送制度を利用し、昨年3月29日に運行を開始。兵庫県内初の試みとして注目を集めた。

 運行は町内の全域で、診療所や地域福祉センターへの送り迎えのほか、町内でイベントがある時は臨時便も出す。料金は1回200円。買い物などでよく利用する女性(76)は「ゾーンバスは使い勝手が良くて助かる。友人との交流も増えました」と笑う。

 3月15日までの利用者数は延べ約4800人で、月平均は約400人。利用登録者数は約2200人で、全住民の7割近くに上る。同法人の相良幸信理事長(60)は「月に200人ぐらいの利用を見込んでいたので、予想以上。補助金は受けていないが、採算も黒字になっている」と胸を張る。

 県内では、但馬地域や丹波市で民間路線バスが減便となり、篠山市でも減便が予定される。過疎地の住民にとって、交通手段の確保は大きな課題となっており、丹波でも自主的にバスを運行する動きが出ている。

 「住民によるバス運行は、過疎地に必要な取り組み」という相良理事長は「地域のことは、住民が助け合って考えなければいけない。運行を持続させるために、利用者を増やす工夫を凝らしたい」と話していた。

(金 旻革)

(2010/03/24 09:15)

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0002806854.shtml


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