新幹線の車いすスペースを拡充へ ネットで利用当日予約も可能に

東京新聞:新幹線の車いすスペースを拡充へ ネットで利用当日予約も可能に:話題のニュース(TOKYO Web) より

新幹線の車いすスペースを拡充へ ネットで利用当日予約も可能に

2020年3月3日 09時48分

 赤羽一嘉国土交通相は3日の記者会見で、新幹線の新たなバリアフリー対策を発表した。車いす用のスペースを拡充するほか、利用当日のインターネット予約を可能にする。JR各社の協力を得て早期実現を図る。
 現状の車いす用スペースは新幹線1編成当たり2~3カ所しかない上、面積が狭く、車いすが通路にはみ出してしまう問題があった。利用には原則、電話や窓口で2日前までに申し込む必要があり、急な用事で新幹線に乗るのが難しかった。
 赤羽氏は昨年12月、新幹線のバリアフリー化を進めるため、JR各社や障害者団体を交えた検討会を設置していた。
(共同)


新幹線の車いす席、当日までネット予約OK 運用変更へ:朝日新聞デジタル

新幹線の車いす席、当日までネット予約OK 運用変更へ
贄川俊
2020/3/3 14:29 有料記事
赤羽一嘉国土交通相は閣議後会見で、ドイツの高速鉄道に導入されている車いす用スペースを写真パネルで紹介した=2020年3月3日午前8時43分、国会内、田中美保撮影
ドイツの高速鉄道では、車いす利用者が窓側のスペースを使えるようになっているという=国土交通省提供
 車いすで新幹線に乗る人が近く、車いすスペースがついた座席を当日までインターネットで予約できるようになる見込みだ。現在は多くの新幹線で電話や窓口でしか予約できないが、国とJR各社が運用の変更に合意した。赤羽一嘉国土交通相が3日の閣議後会見で明らかにした。
 現状では、車いす利用者が新幹線の車いす対応席を予約する際、前日までに電話したり窓口に行ったりしなければならない。車いす利用者の負担が大きいとの声があり、国交省は昨年12月にJR各社を交えた検討会を立ち上げ、対策を協議していた。
 検討会での議論を踏まえ、JR各社は、ネットで車いす対応席を予約できるようにしたり、当日には車いす対応席を一般販売していた運用を改め、当日でも優先的に買えるようにしたりする。できるだけ早く運用変更するという。
 赤羽氏はまた、車両整備の基準を定めた国交省令を改正し、車いすに乗ったままグループで新幹線の窓側を利用できる「車いす用フリースペース」の設置を鉄道各社に義務づける考えも明らかにした。

 現在の省令では、車いす対応席を新幹線に設置するよう義務づけており、1編成に1~2席ある。ただ、こうした座席は通路側にあるうえ、席数が限られていて車いす利用者がグループで利用できないため、改善を求める声もあった。
 国交省によると、新たな基準では、車いすに乗ったまま窓側を利用でき、さらにグループでも使えるような「車いす用フリースペース」の設置を1編成に1カ所以上義務づける方針。JRや障害者団体などとともに実際の新幹線を使った実験をして具体的なレイアウトを検討し、夏までに基準を変えるという。
 赤羽氏は、「東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)として取り組みを進める。障害の有無にかかわらず、誰もが当たり前に快適に移動や旅を楽しむことができる世界最高水準のバリアフリー環境をもつ高速鉄道の実現をめざす」と話した。(贄川俊)


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