京大11月祭(11/22-25)テーマは「(当局により撤去されました)」

京大の学園祭テーマは「(当局により撤去されました)」:朝日新聞デジタルより
京大の学園祭テーマは「(当局により撤去されました)」
徳永猛城2018年11月21日21時42分

 京都大学の学園祭「11月祭」が、22日から京都市左京区の吉田キャンパスで始まる。「November Festival」を略してNFと呼ばれる11月祭。60回目の今年は「(NFテーマは当局により撤去されました)」という挑戦的なテーマが選ばれた。

 京大では5月以降、名物とも言われてきたキャンパス周辺の立て看板(通称・タテカン)が大学によって撤去され、学生たちの反発を招いた。学生運動が盛んだった1960年代から目立ち始め、政治的な主張やイベントの告知など、多様な看板が並んでいた。

 例年、11月祭のテーマは学生から募集し、投票にかける。学生でつくる11月祭事務局によると、今年の投票総数は2363票。「(NFテーマは当局により撤去されました)」は453票で1位になった。

 ログイン前の続き発案した学生は「今年の京都大学は何と言っても発言に対する押さえつけが激しかったと言える。そのような状況でも、自分たちのアイデアを改めて発信できる場として、NFには重要な役割を果たして欲しいな、と思ってこう書いた」と趣意文に記した。

 過去にも「仕分けできないムダがある」(2010年)、「京大を、取り戻す。大学の理想、形を物語るのは、学生であります。」(13年)といった時事問題になぞらえたテーマが選ばれたことがある。

 11月祭は25日まで。研究室の発表や演劇、講演会、学内を案内するガイドツアーなどを企画している。

 事務局長を務める工学部3回生の畠山昂大さん(22)は「11月祭は京大生にとって自主的で創造的な活動の場。楽しむ京大生をみてほしい」と話している。

 飲酒による事故を防ぐ取り組みも始める。急性アルコール中毒が相次いだことから、今年から午後6時(最終日は同8時ごろ)以降の飲酒を禁止。事務局は「泥酔者対応本部」を設置し、夜間は見回りをする。(徳永猛城)

11月祭の過去の主なテーマ

  • 1959年(第1回)戦後派意識の解明
  • 1967年(第9回) のばそう大学に新しい芽を 築け展がれ人類の知恵 鳴らせ高らかに創造のつのぶえ おしよせる戦火の嵐ふきとばし 進め固めて反戦自由の道
  • 1973年(第15回) 創造の火を! 連帯の輪を! 今こそ君が手に反戦・自由の歌
  • 1985年(第27回) もうすぐきっと冬になる 騒ぐんだったら 今のうち
  • 1998年(第40回) 堕落の道も一歩より
  • 2010年(第52回) 仕分けできないムダがある
  • 2013年(第55回) 京大を、取り戻す。大学の理想、形を物語るのは、学生であります。
  • 2017年(第59回) 戦争に加担した大学から平和を希求する大学へ 軍事研究するヒマがあったら、みんなで肩組んで騒ごうぜ!

京都大学11月祭


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