車椅子エレベーター付きリムジンバス 五輪・パラ備え 東京空港交通 12月上旬から羽田空港で1日7便

車椅子エレベーター付きリムジンバス 五輪・パラ備え  :日本経済新聞より
車椅子エレベーター付きリムジンバス 五輪・パラ備え
東京空港交通
2018/11/15 16:41

東京空港交通(東京・中央、増井健人社長)は車椅子のまま乗車できるエレベーター付きリムジンバスの運行を始める。12月上旬に羽田空港と都内を結ぶ路線で1日7便投入する。2020年の東京五輪・パラリンピックでは国内外から高齢者や障害者が観戦に訪れるとみられ、バリアフリー対応を進める。

三菱ふそうトラック・バスが車体を製造した。座席中央にある6席分と床下のトランクルームを貫き、エレベーター装置を設置した。障害者インターナショナル(DPI)日本会議の車いす利用者からのアドバイスで、大型の車椅子でも利用でき、方向転換しやすいようエレベーター内に鏡とライトを付けた。

乗務員が補助し、折り畳み式のスロープ板を使って乗り降りする。車内では専用の固定装置を使って車椅子2台が同時に乗車できるようになる。エレベーターが上昇すると、トランク部分は手荷物の収容スペースとして利用できる。

同社は2016年からリフト付きのバスの導入を始めた。ただ、車外に飛び出すリフト式は乗り降りの場所が制限されるうえ、雨天時には利用者がぬれてしまうといった課題があった。「恐怖心を感じる」といった利用者の声もあったという。エレベーター式はこうした課題を解消しており、乗り降りにかかる時間も5分程度に短縮した。

20年春にはリフト付きを含めて対応リムジンを20台以上まで増やす予定。乗務員ら約250人を研修して、スムーズな運行・接客につなげる。乗車予約は同社の予約案内センターで受け付ける。

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