障害者差別事例-中央席の視覚障害者を端席に 名古屋市など共催の公演

中央席の視覚障害者を端席に 名古屋市など共催の公演:朝日新聞デジタルより
中央席の視覚障害者を端席に 名古屋市など共催の公演
2018年8月28日11時03分

 CBCテレビ(名古屋市中区)と名古屋市が7月に共催したコンサートで、視覚障害者の女性を、購入した中央席ではなく端席に座らせていたことが、市への取材で分かった。女性は端席へ誘導される際、自分で歩けるにもかかわらず車いすで移動させられたという。

 市によると、コンサートは7月5日に日本特殊陶業市民会館(名古屋市中区)であった「プラハ放送交響楽団」の公演。市内の70代女性は4階の中央席を購入していたが、主催者側のスタッフが女性を車いすに乗せ、同じ階の端の席に誘導した。その際、差額を払えば1階の車いす席があることも案内したという。女性は結局、4階の端席でコンサートを聴いた。

 コンサート後、女性の家族を通じ市に「自分が購入した中央席で聴きたかった」と抗議があった。市によると、スタッフは当日が雨で足元が悪かったため車いすを勧め、4階席は傾斜がきつく危険なので端席に誘導したと説明しているという。

 市は「歩ける方に車いすを提供したこと自体が不適切であり、中央席に座りたいという本人の意思のくみ取り方も不足していた。同じことを繰り返さないようにしたい」と話している

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