伊丹の「昆陽」の語源は「毘耶離」の「毘耶」を「こや」と誤読し、誤字で「昆陽」になったのでは?

伊丹にある昆陽池、昆陽寺(昆陽施院、昆陽布施院)は天平時代の僧である行基さんが開削した溜池、建立した寺院だ。
「昆陽」を「こや」と読める人は近郊の人か歴史好きの人で難読地名の部類に入る。
古くは「崑陽」「小屋」「児屋」等の当て字が使われていたりしてきたが語源ではなく当て字の域を出ない。

行基さんがつけた名称ならきっと仏教の経典からに違いない。

それで「昆陽」の由来に気付いた。
行基さんは大乗仏教の開祖の維摩(ゆいま)さんが住んでいた町『維摩経』に出てくる「毘耶離(ヴァイシャーリー)」から「毘耶(びや)」とつけたんではないだろうか。
溜池や溝を開削し布施院を建立したこの地域のすべての民が現世での仏の幸福を享受できる地になるようにとつけたと考えると行基さんの思いが伺い知れた気持ちになる。

そして「毘耶」を「こや」と誤読して、文字が誤字になって「昆陽」になったのではないだろうか。

根拠や出典はないけれど行基さんらしいと思う。


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