海外で見た酷すぎるクールジャパンの実態~マレーシア編~ TPPの隠れ蓑としての税金浪費

海外で見た酷すぎるクールジャパンの実態~マレーシア編~(古谷経衡) – 個人 – Yahoo!ニュースより
海外で見た酷すぎるクールジャパンの実態~マレーシア編~
古谷経衡 | 文筆家/著述家
6/7(木) 13:45

 第二次安倍内閣の肝煎りとして進められている「クールジャパン戦略」。政権発足直後、2013年から本格化したこの国策は、実質的な国策ファンドであるCJ機構(株式会社海外需要開拓支援機構)を中心にして、積極的な国税の投入が行われている。

 が、CJ機構発足(2013年)から早5年が経過し、その費用対効果が各種報道で疑問視されるに至っている。また、CJ機構幹部によるセクハラを巡り、元派遣社員が東京地裁に提訴に及ぶ等の報道もあり、CJ機構を巡る疑問符やスキャンダルは、私達の眼前に大きく報道されるに至っている。

・クアラルンプールの一等地に約10億円の公費投入
 さて筆者は、このCJ機構が東南アジアにおける日本文化の発信拠点として重視しているマレーシア連邦の首都・クアラルンプールの一等地にある、民間百貨店との共同出資物件「ISETAN The Japan Store(以下、The Japan Store)」を現地視察するに至った。このThe Japan Storeは、クアラルンプールの象徴であるツインタワーを望む同市内ブキットビンタンの一等地に面しており、正確に言えば「lot 10」という大型複合商業ビルの一部、地下1Fからグランド階・1Fを挟んで4Fまでの実質5フロアーを有する総売り場面積1万平方メートルを越える大規模なものである。


取材内容はとても良いので読む価値のあるレポートだ。
それだけに論評が薄くて甘いのが残念。

『店内は閑古鳥が鳴き、商品は博物館の展示品のごとく埃をかぶって見向きもされていない。』
『まるで地方の博物館のごとくショーケースに入れられた日本産皮革で作られた男性用ポーチの値付けを見ると16,000円也。』

博物館をディスるな!地方をディスるな!

『素晴らしい高品質の日本文化を海外に流布させる―。クールジャパンの基本戦略である。が、そのクールジャパン戦略の音頭を取る「官」が、日本人でありながら日本文化を全く理解せず、また市場経済も全く理解していない結果、このような酷い現実が出来したと言わざるを得ない。
 その根底には、日本の文化や産品は世界一素晴らしく、幾ら高くとも現地人は買うに違いない、という傲慢と無知が存在するのでは無いか。』

売れるはずの無い農産物が「展示」されている理由はTPPをふまえた農産物の国際競争力の強化という大義名分があるのです。
売れるかどうかが問題なのではなくて税金を投入して政府が力を入れているという既成事実こそを目的としていることが問題なんです。

『市場経済から遊離した、似非社会主義ともいえる計画的観念の悪しき真骨頂こそが、ここクアラルンプールの一等地にあるThe Japan Storeである。』

日本は天皇制国家社会主義国なので「似非」ではなくて社会主義そのものなんですよ。

『私達はいま一度、血税を垂れ流す巨大な無駄、クールジャパンの実態と向き合うべきである。』

これは全くその通りです。


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