滋賀県立大学「階段手すりの形状・傾きと脚の負担」の論文はやっぱり間違っている

「階段手すりの形状・傾きと脚の負担」(PDFデータ/994KB)より
 
『3.階段昇り実験
3・1 水平手すりの効果
 階段を昇るときに、水平な手すりを使用するときと従来の手すりを使用するときで、脚の負担がどう変わるのかを調べた。Fig.3に、脛の角度、床の反力、脚の負担の時間変化を示す。手すりの高さは900mm、段差は200mmとした。手をつく位置は体の真横である。従来の手すりとして、35°の角度がついた手すりを使用した。』

手をつく位置は体の真横である。
 体の真横の位置で手すりに手をついていたら階段は昇れない。
 この実験はあくまで段差を昇降する場合であって階段やスロープでの実験ではないから階段やスロープでの波型手すりの有効性の根拠にはならない。

参考
手すりについて考える会 – 手すりを必要とする人たちの声を集め、実態を知ってもらう活動を行っています

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