世界初「ソーラー電車」、車両上の太陽光を蓄電池に貯めて運行 補助金など一切なしで「ソーラー電車」実現

世界初「ソーラー電車」、車両上の太陽光を蓄電池に貯めて運行 | 日経 xTECH(クロステック)より
2017/12/22
ニュース
世界初「ソーラー電車」、車両上の太陽光を蓄電池に貯めて運行
オーストラリアの鉄道会社がディーゼル車を改造
大場 淳一=日経BP総研 クリーンテック研究所
クリーンテック研究所

 オーストラリアのバイロンベイ鉄道(Byron Bay Railroad)社は12月16日、太陽光で発電した電力だけで走行する電車の運行を開始した(図1)。太陽光だけを動力源とする「ソーラー電車」としては、世界で初めてという。

 バイロンベイ鉄道社が拠点とするバイロンベイは東部のニューサウスウェールズ(NSW)州の北端近く、シドニーの北方約770km、クイーンズランド州ブリスベンの南方約170kmに位置する。オーストラリア最東端の町として知られ、海岸でサーフィンなどが楽しめるリゾート地でもある。

 NSW州のMurwillumbah~Casino間を運行していた総距離132kmの鉄道がバイロンベイも経由する交通機関として運行されていたが、乗降客数の減少を理由に2004年5月にすべての運行が終了した。

 バイロンベイ社はこの鉄道線路のバイロンベイ付近の3kmの区間を修復、約70年前に製造されたディーゼル車を改造し太陽光だけを動力源とする電車として復活させた(図2)(図3)。プロジェクトの総費用は、約400万ドル。

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車両上に6.5kW、駅舎に30kWのパネル設置


Byron Bay Train(バイロンベイ鉄道)


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