香川県教委 「部活動指導員」を配置 教員の負担軽減へ やっと

香川県教委:「部活動指導員」を配置 教員の負担軽減へ – 毎日新聞より
香川県教委
「部活動指導員」を配置 教員の負担軽減へ
毎日新聞2018年2月9日 10時30分(最終更新 2月9日 10時30分)

 教員の長時間労働の一因とされる部活動の負担を軽減しようと、香川県教委は来年度から「部活動指導員」を一部の県立高校に配置する方針を固めた。外部人材から登用し、部活動の指導や大会の引率を主に担う。県教委の調査では部活動を重荷と捉える教員も少なくなく、働き方改革につなげる狙いがある。【岩崎邦宏】

 部活動指導員は今年度に制度化され、学校教育法に基づく学校職員と位置付けられた。

 県教委は非常勤講師として採用し、4月中にも人材が不足している高校への配置を目指す。練習の指導や大会引率に加え、保護者にも応対する。採用対象は教員OBや教員免許の所持者らを想定するが、人材の安定確保や指導レベルの維持などが課題になりそうだ。

 文部科学省は昨年12月の緊急対策で、部活動指導員といった外部人材の積極活用を促しており、配置のための補助金を自治体に出す方針だ。県内では高松と善通寺市教委も部活動指導員の配置を検討している。残り6市教委は人材確保の難しさなどを理由に来年度は見送る。

 県教委は昨年12月、県立の全高校と高松北中学、全特別支援学校の計38校を対象に勤務実態を調査し、教員計2535人(中高校1742人、特別支援学校793人)から回答を得た。

 2週間の時間外勤務時間を尋ね、月当たりに換算した結果、「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業をしていたのは、中高校で33・9%、特別支援学校で2・7%だった。最長は高校の253時間に及んだ。

 また、中高校で多忙感や負担感を「かなり感じた」「まあまあ感じた」と答えたのは合わせて6割を超えた。原因を複数回答で聞くと、「成績処理」の15・5%が最多。「部活動」12・5%、「授業準備」11・7%が続いた。

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