ハンドル型電動車椅子(シニアカー?)の女性、電車にはねられ死亡 検知装置作動せず

車いすの女性、電車にはねられ死亡 検知装置作動せず:朝日新聞デジタルより
車いすの女性、電車にはねられ死亡 検知装置作動せず
2018年1月12日21時02分

電動車いすの女性がはねられた踏切=12日午後4時46分、兵庫県高砂市、森直由撮影

 12日午後3時半ごろ、兵庫県高砂市米田町島のJR神戸線東川(あずまがわ)踏切(遮断機、警報機付き)で、ハンドル型電動車いすに乗った女性が、網干(あぼし)発米原行きの上り普通電車(8両編成)にはねられた。車いすは約60メートルひきずられ、女性は死亡。乗客約300人にけがはなかった。県警が女性の身元などを調べている。この影響で上下線で一時運転を見合わせるなどし、約1万4千人に影響が出た。

 高砂署などによると、運転士が約300メートル手前で踏切内の車いすを見つけ、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。踏切(長さ約10メートル、幅2・4~2・9メートル)で、女性は南側から渡り始め、下りの線路を過ぎて上りの線路ではねられたとみられるという。

 近くの防犯カメラの映像には、遮断機が下りる前の踏切に女性が入り、線路上で約30秒間、車いすの操作をしようとしたり、手を上げたりして立ち往生しているような姿が映っていたという。

 JR西日本によると、現場の踏切には、主に車を検知するため「障害物検知装置」が埋設されていた。今回は車いすが小さいため装置が検知しなかったとみられるという。


JR山陽線:電動車椅子の女性死亡 踏切で電車にはねられ – 毎日新聞より
JR山陽線
電動車椅子の女性死亡 踏切で電車にはねられ
毎日新聞2018年1月12日 18時46分(最終更新 1月12日 23時31分)

電動車椅子の女性が電車にひかれた踏切=兵庫県高砂市で2018年1月12日午後5時23分、本社ヘリから猪飼健史撮影
 12日午後3時半ごろ、兵庫県高砂市米田町島のJR山陽線の踏切で、電動車椅子に乗った高齢の女性が網干発米原行き上り普通電車に引かれ、女性は約60メートル引きずられて間もなく死亡した。県警高砂署によると、近くの防犯カメラに、警報機が鳴る中を踏切内に入り、立ち往生するような様子の電動車椅子が映っていた。同署が、女性の身元と事故の経緯を調べている。

 JR西日本によると、現場の踏切は警報機、遮断機があり、長さ約10メートル、幅約3メートルの道路が横断している。普通電車の男性運転士(30)が踏切内にいる女性を約300メートル手前で見つけ、非常ブレーキをかけたが間に合わず、衝突したという。衝突時には遮断機は下りており、非常ボタンは押されていなかった。

 同署が確認した防犯カメラの映像によると、遮断機が下りた約2秒後、電動車椅子は踏切内で停止。その約30秒後に電車が到着するまでの間、女性は車椅子を操作する動きや、手を挙げる仕草をしていた。

 JR西日本によると、乗客300人にけがはなかった。事故の影響で上下線計23本が運休し、計12本が最大101分遅れ、約1万4000人に影響した。

 電動車椅子の利用者が踏切で死亡する事故は、過去にも発生している。踏切内で立ち往生すると、利用者が自力で脱出できない危険性があり、原因としては、踏切内の段差や脱輪のほか、計器異常やバッテリーが上がるなどのトラブルが考えられる。

 鉄道各社は、踏切内への非常ボタンの設置などの取り組みを推進。消費者庁は2012年に、線路に対して直角に横断する▽脱輪防止のため踏切の端には寄らない▽立ち往生した場合には周囲に協力を求める--などの注意点をまとめ、事故防止を呼び掛けている。【幸長由子、広田正人】

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