阪急電鉄 「伊丹空港線」検討 曽根から3キロ、梅田から初の直結 実現すれば伊丹市の伊丹空港ライナーは絶望

阪急電鉄:「伊丹空港線」検討 曽根から3キロ、梅田から初の直結 – 毎日新聞より
阪急電鉄
「伊丹空港線」検討 曽根から3キロ、梅田から初の直結
毎日新聞2017年9月1日 大阪朝刊

 阪急電鉄が大阪(伊丹)空港に乗り入れる鉄道新線「伊丹空港連絡線」を検討していることが31日、分かった。宝塚線曽根駅(大阪府豊中市)と空港の間約3キロを地下で結ぶ。事業費は1000億円前後になる可能性がある。実現すれば、大阪市中心部のターミナル・梅田と伊丹空港が鉄路で初めて直結する。国土交通省にも意向を伝えており、両者で需要や採算性を慎重に見極め、来年夏ごろまでに事業化の是非について結論を出す考えだ。【宇都宮裕一、田辺佑介】

 現在、伊丹空港に乗り入れる鉄道は大阪モノレールしかない。梅田からは乗り換えが必要で、直通バスを利用する人も多く、鉄道アクセスの改善を求める声が利用者の間で根強かった。阪急は「十分な需要が見込め、適正な運賃の範囲で事業が成り立つなら、前向きに取り組むべきだ」(首脳)と判断した。

 阪急は、大阪市中心部と関西国際空港をつなぐ「なにわ筋線」(2031年春開通予定)の北梅田駅と阪急十三駅をつなぐ「なにわ筋連絡線」や、十三駅とJR新大阪駅を結ぶ「新大阪連絡線」も検討している。伊丹空港連絡線も含めたこれらの新線が開通すれば、伊丹空港と関空を最短1時間程度で結べる。関空と伊丹の乗り換えも容易になり、急増する訪日観光客の利便性も高まる。新大阪駅から伊丹空港や関空へのアクセスも向上しそうだ。

 現段階では伊丹空港連絡線の具体的なルートは未定。地下工事には多額の資金が必要で、需要予測次第では曲折も予想される。

 近畿運輸局長の諮問機関、近畿地方交通審議会は04年、JR伊丹駅と伊丹空港を結ぶ新線(約3・7キロ)を建設する構想を打ち出したが、計画は動いていない。

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