「障害者向け対策ができていない」として削除された2万もの無料講義映像をLBRYが再び無料で一般公開予定 – GIGAZINEリンク

「大学が講義を取り下げざるを得なくなったのは残念なことです。しかし、私たちは字幕無しでも、ムービーが全くないよりはマシだと考えています」は障害者に対する間接差別です。
「障害者向け対策ができていない」として削除された2万もの無料講義映像をLBRYが再び無料で一般公開予定 – GIGAZINEより
2017年04月08日 21時00分00秒
「障害者向け対策ができていない」として削除された2万もの無料講義映像をLBRYが再び無料で一般公開予定

カリフォルニア大学バークレー校(UCB)が無料で公開していた2万以上の講義映像が「障害者向け対策ができていない」ということを理由に全削除を余儀なくされたのですが、コンテンツ共有プラットフォームの「LBRY」がコンテンツを復活させ、自社プラットフォームで無料公開しようと試みています。

U of California, Berkeley, to delete publicly available educational content
https://www.insidehighered.com/news/2017/03/06/u-california-berkeley-delete-publicly-available-educational-content

UCBはこれまで、大学の講義を録画したムービーなどをインターネット上で無料公開していましたが、ワシントン州のギャローデット大学の職員2人から「オンラインで公開されているムービーは障害を持つアメリカ人法(ADA)に違反している」と訴えられていました。

UCBは(PDFファイル)リリースの中で、無料公開しているコンテンツは「多くのムービーに字幕がない」「グラフやチャートなど、ムービーを理解するための代替方法もない」「ムービーのいくつかは自動で字幕がつくが不正確である」という理由からADAに違反しており、アメリカ合衆国司法省にコンテンツを障害者向けにするよう命じられていることを発表。しかし、大学の予算が減少しており、また州からの補助金も縮小する中で、コンテンツを障害者向けにするのが難しい、ということになり、UCBは「コンテンツを削除する」という選択をとることを決断しました。

コンテンツは、以下のウェブサイトやYouTubeチャンネル、世界中の大学の無料講座を見られるiOSアプリ「iTunes U」などで公開されていましたが、これら2万本以上のムービーをUCBは全て削除する予定。それ以降にムービーを視聴するためにはUCBのアカウントにログインする必要があるとのこと。

Home – Webcast and Legacy Course Capture Content
http://webcast.berkeley.edu/

YouTubeチャンネルには「コンテンツは2017年3月15日よりアクセス不可能になっていきます」と表示されていました。なお、全てのムービーが完全に削除されるまでには3~5カ月かかるものと見られています。

UCBerkeley – YouTube
https://www.youtube.com/user/UCBerkeley

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