神戸市議ら15人が収支報告書訂正 政活費不正流用

神戸市議ら15人が収支報告書訂正 政活費不正流用か:朝日新聞デジタルより
神戸市議ら15人が収支報告書訂正 政活費不正流用か
2017年4月7日12時44分
 神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)に所属していた市議ら15人が、政務活動費を不正流用した疑いのある現金計1380万円について、2015年の市議選の選挙運動費用収支報告書を一斉に訂正していたことがわかった。1人当たり40万~150万円で、「自己資金」と記載したり、未報告だったりしたが3月末までに「寄付」と修正した。

 一方、市議会や市民オンブズマンから詐欺容疑などで告発を受け、兵庫県警は複数の市議を任意聴取。捜査関係者によると、「選挙資金として受け取った」と説明している市議もいるという。県警は不正流用の経緯について、神戸地検などと協議しながら詰めの捜査を進めている。

 収支報告書を訂正したのは自民党神戸に在籍していた現職9人と、会派の支援を受けて市議選に立候補し落選した元議員2人、新顔4人の計15人。このうち13人は資金を用意したとされる寄付者を当時の団長だった浜崎為司市議と記載し、浜崎市議と別の1人は「会派」とした。

 自民党神戸による政活費の不正流用は15年7月に発覚。架空の領収書を使い、政活費を調査委託費として支出したように装うなどの手口で、その多くを市議選の「陣中見舞い」として会派の市議らに配っていた。さらに会派ぐるみで10年3月以降、政活費を飲食代などに流用していたとうかがわせる「裏帳簿」の存在も明らかになった。

 市議会が真相究明のために設置した検討会は、市議や当時の経理担当事務員などへの聞き取りの結果、自民党神戸が10~14年度に政活費約3400万円を不正流用したと推定。会派は利息を含む全額を返還した。

 市議会の告発内容は関与した議員を特定せず、容疑者不詳のままとした。県警は昨年1月に市議会からの告発状を受理するとともに、自民党神戸に所属していた市議や元経理担当者、市職員からも任意での事情聴取を重ね、不正流用の手口や関与の度合いなどを捜査している。

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