シルバーカー、3年で11人死亡 消費者事故調が注意喚起

この記事の電動車いすは全てシルバーカー(パーソナルモビリティ)を指していて障害者の乗っている電動車いすではない。
消費者庁の消費者安全調査委員会の不見識による誤報だ。
障害者が電動車いすを取得する場合は都道府県の更生相談所で許可を受けて操作の訓練を受けている。

電動車いす、3年で11人死亡 消費者事故調が注意喚起:朝日新聞デジタルより
電動車いす、3年で11人死亡 消費者事故調が注意喚起
重政紀元、四倉幹木2016年7月23日19時53分
 消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調、畑村洋太郎委員長)は22日、高齢者らが外出時に使うハンドル型電動車いすの事故についての調査報告書を公表し、メーカーや関係省庁に車いすの構造の改善や高齢者への注意喚起などの対策を求めた。

 事故調は、ハンドル型電動車いすの現在の使用台数を全国で約8万6千台と推計。重大事故は2014年までの3年間に全国で15件起き、乗っていた60~90代の高齢者11人が死亡、4人が重傷を負った。道路外への転倒・転落や、踏切で立ち往生する事故が多かったという。

 報告書では、前輪が車体に隠れて運転者から見えにくいため、道路を外れる危険に気づきにくいといった構造の改善や、踏切内の単独走行時の注意書きを車いす本体に表示することなどを経済産業省やメーカーに求めた。また、運転技能訓練への参加を高齢者に促すことを厚生労働省などに、車いすが立ち往生しにくくする対策を踏切に施すよう国土交通省に求めている。

■講習会、受講は1割

 新潟県上越市郊外の田園地帯で今月11日、水路に転落したハンドル型電動車いすが見つかった。約300メートル下流で近くの女性(72)が水死していた。

 女性は息子と2人暮らしだった。当日は医院に行く途中だったらしい。

 現場は幅3メートルほどの見通しのよい農道。転落の原因は不明だが、近くで何かにこすったような傷のあるコンクリート片が見つかり、これに乗り上げてバランスを崩した可能性があるという。知人によると女性は約3年前から車いすを使っていた。女性を知る町内会長は「いつも慎重に運転していた。なんであんな所で転落したのか」。

 電動車いすに乗った人は道路交通法では歩行者として扱われ、免許などはいらない。メーカーの担当者は「便利さはすぐに分かっていただけるが、踏切や段差などの危険は理解してもらいにくい」。メーカーは自治体などと協力して安全な使用方法を教える講習会を増やしている。ただ事故調のアンケートでは、講習会を受けたことがある人は全体の1割しかいなかった。

 また、事故調は今回、運転者が意図しない発進を防ぐためアクセルレバーの操作を2段階にすることなども提言したが、メーカー側は「発進操作を複雑にすれば、今度は危険な場所からすぐに移動できないなどのリスクが大きくなる恐れがある」と懸念している。(重政紀元、四倉幹木)

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 〈ハンドル型電動車いす〉 現在は4輪タイプが主流。車体の大きさなどの基準に適合したものは道路交通法上、「歩行者」として扱われ、運転免許は不要。最高で時速6キロまで出せる。製造大手のスズキ製のものは30万~40万円程度で販売されているほか、介護保険を利用したレンタルで使う高齢者も多い。

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