兵庫県議会、政活費3割を返還 1億1400万円

兵庫県議会、政活費3割を返還 1億1400万円:朝日新聞デジタルより
兵庫県議会、政活費3割を返還 1億1400万円
島脇健史2016年7月4日15時14分
 兵庫県議会は4日、2015年6月~今年3月に県議に支給された政務活動費の収支報告書を公開した。総支給額約3億7400万円のうち、約31%にあたる約1億1400万円が返還された。また領収書を県議会のホームページで初めて公開した。ネット公開は高知と大阪に次ぎ、都道府県議会で3例目。

 県議会事務局によると、昨年4月の県議選で当選した87人中、辞職者1人を除く86人に対し、今の任期が始まった昨年6月から1人あたり435万円が支給された。阪神・淡路大震災による特例措置の影響で、県議の選挙と任期開始に約2カ月のずれが生じている。

 過去の返還率は、制度開始の01年度(12年度まで政務調査費)以降、野々村竜太郎元県議(49)=詐欺罪などで公判中。6日に判決=の不適切支出が発覚した14年度の約23%(返還額約1億1500万円)が最高だった。期間は異なるが、今回はこれを上回った。

 いったん使った政活費を、その後に返還した例もあった。おおさか維新の会系会派の県議2人は、県政報告紙に橋下徹前代表の講演会予定や地域の子どもゴルフ教室の案内を掲載。これらの記事相当分を除く印刷・折り込み代に政活費を充てた。だが、当時の議長から「政活費の趣旨と異なる内容がある」と返還を促され、「ルール上問題ないと思うが、議長の方針に従う」などとして計約100万円を返した。

 兵庫県議会では14年7月の野々村元県議の「号泣会見」後、他の県議にも不適切支出が相次いで発覚。支出内容について説明や修正を求められるよう議長の権限を強化するなど、支給ルールが厳格化された。野々村元県議は政活費900万円余りを詐取したとして在宅起訴され、6日に神戸地裁で判決が言い渡される。(島脇健史)

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