原発直下に未知の断層があってもおかしくない-阿蘇山北西部に大規模亀裂 「未知の断層」動いた可能性

阿蘇山北西部に大規模亀裂 「未知の断層」動いた可能性:朝日新聞デジタルより
阿蘇山北西部に大規模亀裂 「未知の断層」動いた可能性
阿部彰芳2016年4月25日06時29分
 熊本県で16日未明に起きたマグニチュード(M)7・3の地震で、阿蘇山のカルデラ内の北西部でできた大規模な亀裂を、中田高・広島大名誉教授らのグループが24日、現地調査で確認した。地震を起こした布田川断層帯の延長線上の地域にあたり、未知の断層が動いた可能性もあるという。

 ログイン前の続き16日の本震では布田川断層帯が活動し、熊本県南阿蘇村で震度6強、阿蘇市などで6弱の揺れを観測した。この地震の後、カルデラ内の西部の南阿蘇村で断層が確認された。

 さらにカルデラ内の北西の阿蘇市内でも、北東から南西に延びる帯状の亀裂が現れた。そのうち3地点を中田さんらが調べたところ、亀裂は主に垂直にずれ、高さ1メートル、長さ数百メートルのものが複数あった。亀裂は直線的に延び、水平方向に数十センチずれた場所もあった。中田さんは、布田川断層帯がこの付近まで延び、動いたことが原因とみる。

 ただ、周辺の地盤は弱いため、地震の揺れだけでも大きな亀裂が生じる可能性もある。中田さんは「断層が地上に出てきて帯状の亀裂ができたと考えられるが、これから専門家同士で様々な可能性を検討していきたい」と話している。(阿部彰芳)

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