四国電、伊方1号機廃炉を決定=来年で運転40年

伊方原発1号機廃炉へ=来年で運転開始40年―四国電 (時事通信) – Yahoo!ニュースより
四国電、伊方1号機廃炉を決定=来年で運転40年―3号機は使用前検査申請へ
時事通信 3月25日(金)7時19分配信

 四国電力は25日、運転開始から来年で40年になる伊方原発1号機(愛媛県伊方町)を5月に廃炉にする方針を決めた。同日午後に経済産業省に届け出る。四国電は1号機の再稼働を検討してきたが、その前提となる安全対策の工事費負担が1700億円超に上ることを考慮し、運転延長を断念した。東京電力福島第1原発事故後、原発の運転期間を原則40年と定めた国のルールに基づき、廃炉となる原発は6基目となる。

 四国電の佐伯勇人社長は25日午前、愛媛県庁に中村時広知事を訪ね、伊方1号機を廃炉にする方針を報告。また、再稼働準備を進める同3号機について、原子炉起動前の最終手続きとなる使用前検査を同日午後に原子力規制委員会に申請することも伝えた。

 3号機は既に再稼働の前提となる規制委の審査に合格しており、四国電は今年7月下旬の運転再開を見込んでいる。同社は2号機については再稼働を検討している。

 国は福島第1原発事故を教訓に、原子炉等規制法を改正し、原発の運転期間を原則40年に制限した。最長20年の延長が可能だが、そのためには電源ケーブルの難燃加工など安全対策を行った上で、新規制基準に基づく原子力規制委の審査に合格する必要がある。

 伊方1号機は出力56.6万キロワットと、出力が比較的小さく、四国電は運転延長に必要な巨額の投資負担は採算に合わないと判断した。昨年春には、関西電力美浜原発1、2号機(福井県)や中国電力島根原発1号機(島根県)など5基の廃炉が同様の理由で決まった。

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