奈良のピラミッドは6段以上 高い技術、蘇我氏の墓有力

高句麗の積石塚古墳そのもの。
奈良のピラミッドは6段以上 高い技術、蘇我氏の墓有力:朝日新聞デジタルより 
奈良のピラミッドは6段以上 高い技術、蘇我氏の墓有力
塚本和人
2015年3月3日06時49分
石を積んだ階段状の遺構=2014年11月18日、奈良県明日香村、遠藤真梨撮影

 ピラミッドのように階段状に石を積み上げた、類例のない大型方墳とわかった奈良県明日香村の都塚(みやこづか)古墳(6世紀後半ごろ)が、階段内部にも大量の石を詰め込んで造られていたことがわかった。村教委の西光(さいこう)慎治調整員が1日、村内で開いた講演会で発表した。階段は6段以上に及ぶこともわかり、特異な工法や規模から大豪族・蘇我氏の墓との見方が強まりそうだ。

 村教委と関西大の調査で、川原石を階段状に計5段以上(高さ4・5メートル以上)積み上げた、東西約41メートル、南北約42メートルの大型方墳とわかり、昨年8月に発表された。その後の調査で、階段の壁面部分だけでなく、テラス状の平坦(へいたん)部(幅約1メートル)の内部にも拳大~人頭大の川原石を詰め、表面を約20~30センチの化粧土が覆っていたことが判明。階段は少なくとも6段分あり、さらに数段続くとみられる。墳丘南東部ではコーナー部分も確認された。

 当時は土を突き固める「版築(はんちく)工法」が導入されておらず、西光さんは「石詰めによって盛り土を補強した可能性がある」という。

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