福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連

福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連:朝日新聞デジタルより 
福島第一の汚染水、海洋放出に反対 全漁連
長野剛
2015年1月27日18時36分
 東京電力福島第一原発の建屋地下で生まれ続けている高濃度の汚染水処分をめぐり、全国漁業協同組合連合会(全漁連)は27日、三重水素(トリチウム)のみであっても放射性物質が残った水を海に流すことに反対する考えを経済産業省に伝えた。

 原子力規制委員会が今月、多核種除去設備ALPS(アルプス)でも除去できないトリチウムが含まれた汚染水は海洋放出すべきだとの見解をまとめたことへの反論。

 経産省は東電とともに廃炉を進める立場で、全漁連の岸宏会長は「海洋放出を前提とするのは遺憾。汚染水対策は、国民や漁業者の理解を得るとの方針を堅持して欲しい」と宮沢洋一経産相に要請。宮沢経産相は、一方的な放出はしないと応じた。

 溶け落ちた燃料がある建屋地下に、地下水が流れ込んで生まれる高濃度の汚染水は、ALPSで放射性物質を除去しているが、トリチウムが大量に残るため、タンクにためている。敷地内にはタンクが増え続けており、最終的な処分法が課題になっている。(長野剛)

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