万引き依存「クレプトマニア」克服支援 長野保護観察所

クレプトマニアの自助グループ、KAの設立と発展
「クレプトマニア 本紙記者が見た窃盗依存症という病」11月11日付 止まらぬ衝動と向き合う 新聞協会報(週刊)記者駆ける|日本新聞協会
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万引き依存「クレプトマニア」克服支援 長野保護観察所:朝日新聞デジタルより 
万引き依存「クレプトマニア」克服支援 長野保護観察所
小松隆次郎
2014年12月6日10時07分
 万引きがやめられない人たちのために、長野市の長野保護観察所が再犯を防止するプログラムをつくり、10月から導入している。薬物やアルコール依存症から回復させる手法を用い、自助グループを支援する仕組みだ。法務省によると、万引きの再犯防止のための総合的な取り組みは保護観察所では初めてという。

 万引きの衝動を抑えきれない精神障害は「クレプトマニア」と呼ばれる。国内の万引き犯全体の中に占める割合ははっきりしていないが、米国では5%程度という調査結果もある。生活・経済的支援だけでは解決が難しく、再犯を繰り返す傾向が強い。今回のプログラムは、この疾患の克服を目指すという。

 プログラムでは、保護観察付きの執行猶予判決を受けたり、仮釈放されたりした人たちを対象に、万引きを始めた理由を考える▽万引きをせずに買い物する対策を考える▽万引きをしそうになったときにやめる「おまじない」の動作を決め、練習する――といったことを学ぶ。薬物・アルコール依存症などの治療で使われる手法を参考にした。希望者は、少年鑑別所で心理学の専門家である鑑別技官と面接し、万引きの動機・原因などを分析してもらうこともできる。

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