火種-ウイグル族学者、無期懲役が確定 中国

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ウイグル族学者、無期懲役が確定 中国
上海=金順姫
2014年11月22日01時07分
 中国で新疆ウイグル自治区の現状などを発信し、国家分裂罪に問われたウイグル族の経済学者、イリハム・トフティ氏に対する二審の判決公判が21日に開かれた。同自治区の高級人民法院(高裁に相当)は無期懲役とした一審判決を支持し、イリハム氏の上訴を退けた。中国は二審制で、この判決が確定する。

 担当弁護士が明らかにした。判決は裁判所ではなく、拘置施設で言い渡された。二審の審理は開廷されないまま書面で済まされたという。

 ウイグル独立の主張には賛同せず、民族間の融和を目指す穏健派とみられてきたイリハム氏に対し、共産党の指導下にある裁判所は重刑を科した。傍聴した親族から弁護士が聞いたところによると、イリハム氏は「判決は不公正で、事実が解明されていない。法を踏みにじっている」と述べた。

 9月の一審判決は、イリハム氏が大学教員の地位を利用し、自身を中心とする国家分裂犯罪集団を形成したと認定していた。(上海=金順姫)

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