奈良県橿原市の新沢千塚古墳群の126号墳で出土の皿、ローマ帝国から? 化学組成ほぼ一致

要するに中国に朝貢して土産に頂いた舶来品ってことでしょ。

古墳のガラス碗、ペルシャ伝来でした 奈良・橿原で出土:朝日新聞デジタル 

古墳のガラス碗、ペルシャ伝来でした 奈良・橿原で出土
塚本和人
2014年8月1日05時42分
新沢千塚古墳群の126号墳で出土したガラス括碗=東京国立博物館提供

 奈良県橿原(かしはら)市の新沢千塚(にいざわせんづか)古墳群(国史跡)の126号墳(5世紀後半)で出土した円形切子(きりこ)ガラス括碗(くびれわん、口径約8センチ、高さ約7センチ)の化学組成は、ササン朝ペルシャ(226~651年、現在のイラン・イラクなど)の王宮遺跡で見つかったガラス片(5~7世紀)とほぼ同じだった。東京理科大の阿部善也助教(分析化学)らの蛍光X線分析でわかった。

 形式的特徴からササン朝伝来の可能性が指摘されてきたが、国内で出土したガラス器が、西アジア伝来と科学的に裏付けられたのは初めて。東京国立博物館平成館で12月7日まで展示されている。(塚本和人)

奈良で出土の皿、ローマ帝国から? 化学組成ほぼ一致:朝日新聞デジタルより 
奈良で出土の皿、ローマ帝国から? 化学組成ほぼ一致
塚本和人
2014年11月13日08時17分
新沢千塚126号墳出土のガラス皿=東京国立博物館提供

 奈良県橿原(かしはら)市の新沢千塚(にいざわせんづか)古墳群(国史跡)の126号墳(5世紀後半)で出土したガラス皿の化学組成が、ローマ帝国(前27~395年)領内で見つかったローマ・ガラスとほぼ一致した。東京理科大の阿部善也助教(分析化学)らの蛍光X線分析で分かった。国内の古墳出土品のガラス器がローマ伝来と科学的に裏付けられたのは初めて。

 126号墳から皿とセットで出土した円形切子(きりこ)ガラス括碗(くびれわん=口径約8センチ、高さ約7センチ)の化学組成も、阿部さんらの分析でササン朝ペルシャ(226~651年)の首都、クテシフォンの王宮遺跡「ベー・アルダシール」で見つかったガラス片と同じと判明している。遠方の起源の異なるガラス器が5世紀の日本に伝来したことを示すもので、幅広い東西交流の実例として注目されそうだ。

 皿は口径14・1~14・5センチ。透明な濃紺色の高台のある平皿で、表面に鳥や樹木などに復元できる絵の痕跡がある。東京国立博物館が所蔵し、国の重要文化財に指定されている。

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