霧島連山えびの高原・硫黄山に火口周辺警報

御嶽山の噴火で無能だった火山噴火予知連絡会。
霧島連山えびの高原・硫黄山に火口周辺警報:朝日新聞デジタルより 
霧島連山えびの高原・硫黄山に火口周辺警報
2014年10月24日20時22分
 福岡管区気象台は24日、霧島連山のえびの高原・硫黄山(宮崎県えびの市、1317メートル)周辺に火口周辺警報(火口周辺危険)を発表した。小規模な噴火が起きる可能性があるとして、硫黄山から半径1キロ以内に立ち入らないよう呼び掛けている。

 これを受け、宮崎県やえびの市は硫黄山から半径1キロへの入山規制を決定。規制区域をまたぐ県道を全面通行止めにし、えびの高原からの登山道3ルートを封鎖した。

 気象台によると、硫黄山付近では6月ごろから火山性地震が増え、8月20日には約7分間の火山性微動を観測。山の北西が隆起するような地殻変動も確認されたという。

 今月21日の現地調査では、噴気や地熱などは確認されていないが、23日にあった火山噴火予知連絡会で、「火山活動が高まっており、推移に注意が必要」と指摘された。こうした点から気象台は噴火予報(平常)から火口周辺警報に引き上げた。

 硫黄山は気象庁が噴火警戒レベルの仕組みを運用している全国30火山に入っていないが、気象台はレベル2(火口周辺規制)と同等の警戒が必要だとしている。

 硫黄山は、霧島連山・韓国(からくに)岳の北西側の山腹に位置し、近くを県道や登山道が通る。14世紀以降に2度、マグマ噴火を起こしたことが分かっている。2011年に約300年ぶりにマグマ噴火した同じ霧島連山の新燃(しんもえ)岳は硫黄山から約5キロ南東側にある。

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