<御嶽山噴火>数日前から複数の異変 気象庁に届かず

気象庁に届いていても無駄だったはず。
山頂の地震計は2013年から故障したままで「予測は困難」な気象庁だったんだから。
<御嶽山噴火>数日前から複数の異変 気象庁に届かず (毎日新聞) – Yahoo!ニュースより 
<御嶽山噴火>数日前から複数の異変 気象庁に届かず
毎日新聞 10月13日(月)11時40分配信

.御嶽山の行方不明者捜索から戻った消防隊員ら=長野県王滝村で2014年10月12日午後2時半、竹内紀臣撮影
 ◇噴煙の高さ、普段の倍/山小屋まで硫黄臭

 御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が噴火する数日前から、噴煙が普段と違う様子だったことが、現地の登山ガイドらへの取材で分かった。気象庁は「異変があれば公的機関に通報してもらうよう、火山防災協議会やパンフレットで広報している」としているが、事前の通報はなかった。専門家は「山に詳しい人たちに協力してもらう体制を構築することが必要だ」と指摘する。【真野敏幸、飯田憲】

【死者の7割が山頂で】生死を分けたものは何だったのか

 「いつもと違った。違和感があった」。長野県木曽町の開田(かいだ)高原でペンションを経営し、登山ガイドの資格を持つ鈴木一光さん(51)は噴火5日前の9月22日正午ごろに見た光景が、脳裏に焼き付いている。御嶽山のピークの一つ「継母(ままはは)岳」(2867メートル)の南東側の谷間から、もくもくと上がる白っぽい噴煙を目撃した。年間20日以上登っているが、山頂より500メートル以上低い場所から噴煙が上るのを見たのは初めてだったという。

 9合目の山小屋「覚明(かくめい)堂」の管理人、瀬古文男さん(67)は、噴火の数日前から気にかかることがあった。「山小屋まで硫化水素の臭いが漂ってきている」。9月上旬に火山性地震が相次いでいたこともあり、噴火前日の同26日正午ごろ、山頂周辺の噴出口に向かうと、普段の倍以上の高さまで噴煙が上がっていた。「いつもはふわふわと立ち上っているが、噴火前日は『シュー』と勢いよく出ていた」

 御嶽山では、噴火の前兆や火山活動の変化をとらえるため、気象庁が関係機関とともに山頂周辺に地震計を、ふもとには監視カメラ2台などを設置し、火山監視・情報センターが24時間体制でモニター観測を続けている。ただ、現地に常駐して観測する専門家はおらず、今回のような小さな異変を捉えることは難しいという。

 気象庁火山課は「噴煙の異変だけをもって噴火を予測することは難しいが、山をよく知る人たちからの情報は重要。もし、異変があるとの連絡を受けていれば、火山性地震が増加したこととの関連性を調べるために調査員が現地に赴き、噴煙の量や成分を調べることで噴火を察知できた可能性もある」と話す。

 火山ガスに詳しい産業技術総合研究所活断層・火山研究部門の風早(かざはや)康平研究グループ長は「噴気などの異常について、気象庁が常時、確認することはできない。山小屋のスタッフらに協力してもらう体制作りも必要」と提言している。

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