海馬-脳 まとめ

池谷裕二のホームページ「海馬」を究めよう
RESEARCH -研究を通して-:柔軟に変わる海馬の回路 2012年

海馬 – 脳科学辞典


母川回帰

サケの母川記銘・回帰メカニズムに関する生理学的研究(PDF) 2013年 母川回帰 
『洞爺臨湖実験所のヒメマスを母川水で刺激すると、一般的なニオイ物質であるセリンに比べ、有意に強い神経活動が終脳の背側野外側領域(Dl)で得られました。Dlは、高等脊椎動物の海馬(Hippocampus)に相当する領域であると考えられており、サケのニオイ情報の記憶や想起に関与することが示唆されました。』


刷り込み

ニワトリヒナ臨界期における記憶形成の分子基盤/自然科学研究機構 生理学研究所 2009年 刷り込み
『孵化直後の鳥類(ニワトリ)雛に見られる刻印付け(刷り込み)を記憶のモデル系として利用し、大脳における神経回路の変化を、分子レベルで明らかにすることを目指している。刻印付けの成立には、IMM(Intermediate and Medial Mesopallium)と呼ばれる領域が必要であるといわれているが、包括的な遺伝子発現の解析は行われてこなかった。(略)発現解析の結果、MAP2 は、刻印付けに伴い、IMM領域と海馬の神経細胞でタンパク発現が高まっていることがわかった。興味深いことに、MAP2が結合するβ-tubulinもMAP2と共に発現が上昇していたのに対し、MAP2が結合しないActinの発現は増加しなかった。この結果は、 MAP2が記憶形成に伴い、神経回路を部分的に改編していることを示唆しており、β -tubulinを介した細胞骨格の変更または新生が起こった可能性がある。』

[研究報告書] 鳥類中枢神経系の可塑的な形態形成(PDF) 2002年 刷り込み


脳の海馬歯状回の新しい神経細胞が記憶の忘却を促進することを発見 2014年5月9日

【共同研究成果】記憶の自動再生メカニズムを解明|お知らせ 国立大学法人 岐阜大学
池谷裕二准教授らが記憶の脳回路痕跡を発見|ニュース|東京大学大学院薬学系研究科・薬学部 2014年3月17日

慶応大、脳の海馬を担う神経細胞が誕生後に海馬まで移動する際の方式を解明 マイナビニュース 2014年1月22日

記憶中枢「海馬」の小領域CA2の機能が明らかに 理化学研究所 2014年2月19日

被虐待児における:海馬の萎縮とニューロン新生にむけて 2004年2月

高校生物:行動 興味深い

脳の海馬歯状回の新しい神経細胞が記憶の忘却を促進することを発見 — 幼児期健忘の脳内メカニズムの解明に前進— Topics 藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 2014年5月8日

海馬-嗅内皮質間の同期性は記憶を意識的な行動へ変換する過程に重要 理化学研究所 2014年4月25日

海馬における生後の神経新生が恐怖記憶の処理に関わることを発見 DEPARTMENT OF BIOCHEMISTRY INOKUCHI LAB 2009年11月13日
海馬における生後の神経新生が恐怖記憶の処理に関わることを発見 (トラウマ記憶が引き金となるPTSDなどの疾患解明に向けて前進)

空間的記憶や情動的記憶をつかさどる海馬を中心とした神経ネットワークの解明(PDF) 2013年11月5日 東北大学


うつ病・認知症コンソーシアム
【うつ病】大うつ病患者の病歴と海馬の諸領域と内側前頭葉前野の容積との関係 うつ病・認知症コンソーシアム 2014年9月1日
【うつ病】オキシトシンによる脳内セロトニンのスイッチ機構 うつ病・認知症コンソーシアム 2014年6月25日
【認知症】ビタミンBによるアルツハイマー病による脳灰白質の萎縮の予防効果 うつ病・認知症コンソーシアム 2013年8月13日
【うつ病】セロトニンの海馬の神経細胞の興奮性シナプス伝達の増強作用と、うつ病モデルのラットに見られるその増強作用の異常 うつ病・認知症コンソーシアム 2013年8月13日
【うつ病】PTSDの生物基盤ー糖質コルチコイドの海馬投与でPTSD症状が起きる:マウス実験結果 うつ病・認知症コンソーシアム 2012年7月13日


Nature ハイライト:海馬での記憶固定 Nature Publishing Group 2012年11月22日


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